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Posted by namjai at

2017年06月29日

手直しずがな

俺の言葉に詩鶴は、小さく頷き息をつくとゆっくりとパーカーから袖を抜いた。
俺はと言えば闇雲に白い詩鶴を抱きしめ、すぽんと服を取り上げると、犬のように所構わず嘗め回した。
時折漏れる詩鶴の吐息に煽られて、そうするしかないように、ひたすら何の膨らみもない薄い胸に執着した。
「い???たっ。柾くん、そっと???そっとして。」
か細くあげた声に勝手に、愛撫が上手く行ってると思い込み、俺はしつこくそこをなぶっていた。
舌先で転がし、何度も指先できつく摘み上げて、歯を立てて吸い付いた。
乳の出ない乳房に執着する赤ん坊になった俺の頭を、詩鶴はずっと優しく撫でる。
だから俺は、無知で乱暴な自分の方法が正しいと思い込んでいた。
黙って俺に身を預けている詩鶴に安心しながら、一瞬さっと差し込んだ月明かりに照らされたのは、歯形がついてぷくりと赤く腫上がった両方の乳首。
完熟した野いちごのようになった、詩鶴の尖りを見て俺は慌てた。
「詩鶴??これ???感じてこうなってる?俺、間違った?」
「う???うん、平気。大丈夫???。」
夜目に浮かぶ白い肌の詩鶴は、大丈夫と繰り返しながら、今や陶磁器で出来た俺の愛玩人形になっていた。
俺もたまにはアダルトビデオくらい見るし、友達からエッチ本の海外物とかも回ってきていたから、愛し合う方法くらい知っている。
まあ、たまに綺麗なお姐さんをおかずに抜くから、性欲は人並みって事なんだろう。
ゴールド?フィンガーを持つ男優が、うぶな小娘を演じる女優にするように、詩鶴の丸い膝を割ってぐいと身体を進めた。
閉じようとする邪魔な足を左右に開き、のしかかった。
不意に詩鶴が身体を固くして、急いで伸び上がろうとする。
「あ、あーーっ!柾く???ま、待って。」
「ごめん、無理!」
伸び上がる身体を真下に引き込んで、何度も詩鶴に挿入しようとした。
俺の知識ではそこは「感じると濡れる」はずなのに、詩鶴のそこは甲醛まるで弾力のある壁のようになって俺を跳ね返し拒絶する。
「くっそ???何で、はいらねぇんだよ。」
意地になった俺は、強引に身体をすすめた。
俺のささやかな分身は、抵抗にぽっきりと折れそうになりながら、ついに敵陣を突破した。
1度、ぷつりと突き入れてしまえば、温みを持って詩鶴の内部が俺を巻き込む。
「あ、あっ。だ、だめっ???!柾くん、ああーーーっ!」
「い、達きそ???詩鶴っ!」
丸い肩をベッドに押し付けて、俺は詩鶴の中に達した。
身体の力が抜けたように、足を開いて中央に俺を迎える無音の詩鶴。
俺は、それから何度も何度も腰を打ち付け、ひたすら詩鶴をえぐるように深く穿った。
まとわり附いたぬるみが、最初の痛みを一蹴していた。
自分の本能と快楽の求めるままに、俺は詩鶴を征服した。

**********************************
(′;д;`) だめじゃん、柾ってば???。最低。
柾は、本能のままに詩鶴くんを扱ってしまったみたいです。
目くるめくファンタジーの予定だったのに、このあんぽんたんがっ!ヾ(?`Д′?)?彡☆←自分で書いておいて。
詩鶴くん、大丈夫かなぁ???|ω?`)コソーリ???
どうしても、初めてで知識がないと、エチが上手くいくはいと思いました。
BLは奥が深いです。まるで、抜けられない深い森のようです。
この後、柾は動転します。      此花
ps:
下書きが上がってしまいました。( TДT)冒頭部分のが必要でしたのに、すみません。
慌てまくってます。やっぱり慣れない場面書いた浸大工商管理から舞い上がっているみたいです。
  

Posted by 心力 at 13:27Comments(0)

2017年06月06日

ちこちもない

ふと気づけば、急ぐ一衛の手の甲に包帯が巻かれている。
足もゆっくりと引きずるようにしていた。
「一衛!お待ち。その手はどうしたのだ?」
聞こえないふりをして、一衛は急いで歩を進めようとした。
「待てというのに。」
腕を引っ張ると、一衛は走った苦痛に小さく顔を歪めた。
「……っ!た……っ、大したことはありません。槍術の修練の成果です。」
「見せてごらん。」
「大丈夫……あっ。」
藩校ではすべての武芸の修練の熟達よりも、精神の楊海成鍛錬に重点が置かれる。
一衛も他の者と同じように、決して弱音を口にする事は無かった。
振り払おうとした手を掴むと、自分で不器用に巻き付けただけの白布を解き、隠された傷を見た直正は、眉をひそめた。
色を変えてぷくりと腫れた甲と、親指の付け根を隠すためだけに包帯を巻いている。
おそらく引きずる足も同じ状態なのだろう。
「ひどく腫れているではないか。こんな手当てでは駄目だ。帰りにうちにお寄り。手当ての仕方を教えてやろう。」
「平気です。このようなかすり傷、手当ての必要などありません。」
「一衛。いいか?やせ我慢も良いが、手当てを怠ると直りが遅くなる。下手をすると傷めた筋が固まって、指が曲がらなくなったりして刀を握れなくなるかもしれない。そうなると取り返しがつかないよ。」
「……」
「いざ出陣のときに、刀も持てないでお役目を果たせないでどうするね?怪我の治療を恥じてはいけない。いつどんな時も、力を発揮できるようにしておくのも、鍛練の内だ。」
「あい……。」
「わたしは先に帰っているから、帰りに必ずうちに来るんだよ、いいね?」
日新館に通い始めて、一衛は以前ほど直正の後を追わなくなっていた。
直正の顔を見れば小犬のように一目散に走ってきた一衛も、大人になって来たと言う事なのだろうか。
たまに見かけても、言葉を交わそうともせず、友人たちに交じって遠くから目礼をするだけだった。
直正はわずかに寂しさを感じていた。
父の言うように、一衛もひな鳥の巣立ちを迎えたのかもしれないとも思う。
直正は成長を嬉しく思いながらも、大切な弟が遠くなったような気がして一抹の寂寥感に襲われた。
もしも一衛が、嫁取りの話などをいきなりし始めたら、何と返答すればよいのだろうか。
「それはまだ早いと、たしなめるか……いや、早くはないか。既に許嫁がいるのもおかしくない年だし……大体、一衛は会津小町と言われた叔母上に瓜二つなのだ。城下にも一衛よりも見目良い年頃の娘などいないぞ。むしろ一衛に似合うのは白無垢の方……馬鹿。何を言ってるんだ、わたしは。」
自分の独り言に赤面した直正だった。
まだ11歳になったばかりの一衛が、そのようなことを考えているはず楊海成のだが、近ごろの直正は、一衛を手放す日が間近に迫っているようで落ち着かなかった。
*****
家に帰ると湯を沸かし、一衛の帰宅を待った。
隣同士だというのに、家に来ることも久しぶりのような気がする。
「直さま。お邪魔いたします。」
「ああ、来たか。縁側に回っておいで。」
座らせて着物を脱がせると、華奢な白い身体中のあに青紫の打ち身の痕が有った。
直りかけた物もいくつもあり、直正は痛々しさに思わずため息をついた。
「思ったよりも酷いな。これ程打ち身が有ったら、身体中が痛むだろう?」
そっと腫れあがった肩の傷に触れると、耐えきれずに声が漏れた。
  

Posted by 心力 at 12:52Comments(0)